先日、愛車フリードスパイクに乗ろうとすると久々にバッテリーが上がってしまっていました。週末に車内灯を消し忘れたようです。
前回のときはSBI損保の自動車保険のロードサービスを呼んで解決しましたが、今回はそこまで急いでいなかったので、ジャンプスターターを購入し自分で直してみることにしました。
※2018年1月5日一部追記いたしました。
私がフリードスパイクのバッテリーを自分で解決した手順
車のドアを開ける。
バッテリーが上がっているので当然ですが、スマートキーではドアは開きません。スマートキーから鍵を取り出します。
この鍵を使ってドアを開けましょう。
エンジンを掛けてみる
以下の通りエンジンスイッチのノブを外して、スマートキーから取り出した鍵でエンジンスイッチを回します。車内灯など電気製品が全く付かず、エンジンもかからないことからバッテリーが上がっていることを確認しました。
Ankerコンパクトジャンプスターターを購入
今回はいつもモバイルバッテリーや急速充電器などでお世話になっているAnker社製のジャンプスターターを選びました。もっと安いものはありましたが、安物買いの銭失い的な失敗は避けたかったので。Amazonで注文したら翌日には届きました。いつもありがとうございます。
こんなケースに入って届きました。意外と大きかったですが、しっかりとしたケースで車に常備しやすいです。
中身はこんな感じです。ケースの上半分にバッテリーに接続するクランプや、充電ケーブルなどが収納されています。
下にはジャンプスターター本体が入っています。でっかいモバイルバッテリーみたいですね。
USBも接続できてiPhoneなども充電できるみたいです。
付属品はこんな感じ。AC電源とシガーソケットの2種類の充電手段があります。ジャンプスタートに必要なものはこれで全て揃っています。
ジャンプスタートする
いよいよ本題です。このAnkerコンパクトジャンプスターターを使って、バッテリーの上がってしまったフリードスパイクを復活させます。
※ジャンプスターターをバッテリーに接続した時点で盗難防止アラームがなる場合がありますが、スマートキーの開錠ボタンを押せば止まります。
1.ボンネットを開ける
開けたことがない人は以下を参考に開けて下さい。
2.バッテリーのプラス端子のカバーを外す
バッテリーのプラス端子には赤いカバーがついていますので、これを外します。三箇所くらいついてる爪を押さえると外れます。
3.ジャンプスターターにクランプを接続
ジャンプスターターに、付属しているクランプを接続します。接続すると自動的に電源が入ります。説明書にはここから30秒以内に処理をするよう推奨されています。
4.ジャンプスターターをクランプでバッテリーに接続
ジャンプスターターをバッテリーに接続します。まず、バッテリーのプラス端子①(カバーを外した中に端子があります)に赤いクランプを接続。その後、マイナス端子②に黒いクランプを接続してください。バッテリーから発生する可能性がある水素ガスへの引火リスクを抑えるためのようですので、この順番は必ず守って下さい。
フリードスパイクの説明書に記載のジャンプスタートの方法では、マイナス端子ではなくエンジンルーム左にあるアースへ接続するよう書かれています。自己責任で実施してください。
※Ankerのジャンプスターターではクランプの長さが短いため、マイナス端子に接続する方法しか実施できません。
5.エンジンをかける
上手く接続されるとジャンプスターターのLEDが緑に点灯します。すぐに運転席に戻りエンジンを掛けましょう。私の場合は一発でエンジンがかかりました。
その後30分から1時間程度はエンジンをかけっぱなしにして車のバッテリーを充電しましょう。念のため後日カーディーラーなどでバッテリーのチェックをしてもらうことがおすすめです。
2018年1月5日追記
バッテリーが少し残っている状態だとLEDが緑にならず、エラーを示す赤と緑の点滅になる場合があるようです。
私の場合は、電気設備を点灯させたりセルモーターを回したりしてバッテリーを放電させたところ、無事緑に点灯してエンジンをかけることができました。こちらの記事(Ankerジャンプスターターがエラーで使えない場合の対処法)も参考にしてみて下さい。
追記ここまで
6.カーナビのセキュリティコード
バッテリー上がりからエンジンをかけるとカーナビで、セキュリティコードの入力を求められます。車検証や説明書類が入っているケースのなかに記載されているので入力しましょう。
さいごに
バッテリー上がりはロードサービスを使うしかないかと思っていましたが、思いの外簡単に自分で復旧させることができました。
8,000円弱の出費は安くはないですが、バッテリー上がりをいつでも自分で直せるという安心感が得られたので大満足です。
バッテリー上がりで困っているフリードスパイク乗りの方の参考になれば幸いです。